タッチ・アンド・スリープ・アンド・ゴー

つまらないことしか書きません

近所にブロンコビリーがオープンした

私事で本当に申し訳ないが共有させてもらいたい。俺はすごく悲しかった。

近所にブロンコビリーがオープンした

いや、「オープンしていた」が正しい。先月オープンしたらしい。

場所は家の近くだ。中学生の時は通学路として、毎日の様に自転車を転がしていた道沿いだ。

What is ブロンコビリー

www.bronco.co.jp東海圏以外の人には馴染みのない店かもしれない。東海地方を中心に展開しているステーキとハンバーグを出しているレストランだ。

分かりやすい例えをすると、「ステーキ宮」のような立ち位置だ。東海地方の国道沿いには必ずと言っていい程多くある。

ステーキ宮」同様にそこそこの価格帯だ。中高生の子は親御さんと一緒じゃないと入れないだろう。

思い出

俺は平均的男子の例から漏れず、牛肉が大好きな少年だった。家族でブロンコビリーに行くとなったらそれはもうはしゃいだモノだ。

さながら西部劇に出てくるような内装の店内に入ると、どの店舗でも大抵入口近くにはこれからステーキ用に切り落とされるであろう巨大な肉塊がショーケースに並んでいる。

幼少期のひびの少年にとってはパラダイスだった訳である。

ぶどう肉のステーキは毎回注文した。サラダバーの野菜も、お肉と一緒なら笑顔で食べられた。

つらい

高校生になった辺りから、家族で外食する事も少なくなった。

部活も忙しかったし高校の友だちとつるんで外食することが増えた。

大学も同じ。

今年の4月には大学院生になった。

何となくだが「このままでは卒業できない」という焦燥感に駆られて家に帰らず、家族と食事する事がほとんど無くなった。

ジャンクフードの外食かコンビニ弁当かカップ麺を食べることがほとんど。

研究テーマもなかなか決まらなかった。

そりゃそうだ、今の同級生たちと違って22年間の人生を何も考えずに生きてきたのだから。

最近よくイライラするようになった。今までの人生を恥じて、悔いて、ブルーな気持ちになって。それの連続だった。

想起

昨日、名古屋のクラブイベントに行った帰りにたまたまいつも通らない道で家に帰ってきた。

そこにあった。ブロンコビリーだ。

楽しかった子供の頃を思い出した。家に帰ってインターネットで調べると先月オープンしたばかりらしい。

集合的記憶

大学院の金山先生の授業で聞いたアルヴァックスの集合的記憶の話を思い出した。

家の近所にオープンしたブロンコビリーによって、俺はそこに無いはずの思い出を想起したのである。

同時に、家のご近所さんたちの集合的記憶から仲間はずれになっているのではないかとも思った。

悲しくなった。

ちょうど今日、三輪先生からお給料を頂いた。

http://nasustim.com/neuezeit-org/

こんどの週末は、両親とブロンコビリーに行こうと思う。

また、ぶどう牛のステーキを食べようと思う。

集合的記憶を構成する一員になろうと思う。